NPO法人水源地を守るネットワーク

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活動報告

活動日:H26年6月1日(日)午後~

高知県 四万十市 トンボ自然公園・トンボ王国

私達〝NPO法人水源地を守るネットワーク″の今後の活動の参考にとトンボ王国を訪問
杉村光俊先生(常務理事)と懇談会を実施した。

<先生のお話>
現在日本は都市中心の生活であって、トンボにとってはそれが問題である。なぜなら山林の開発、田んぼの放棄などで動植物の生態系に変化が表れてきている。以前はトンボの生態系に大切な自然循環ができていたが、今は破壊されつつある。 外来種のミドリガメの繁殖や、温暖化で残したい植物が育たない。 トンボは湿地が必要だが、無くなってきて、生物全てが危うくなっている。 など悪影響で生態系が劣化している。
水生の昆虫は山の中で日当たり良いところがいいが、そういった自然も無くなって来ている。
 基本は自然を守る事。
生態系の調査であれ、保護、保全、維持には人の力・お金が必要で、里山としての維持をする。 又そこに気づいてもらう。これが上手く成されれば地方の雇用にもつながる。                いざという時に自然態系の保護・保全は食物の生産性を上げることにもなる。

子供たちの生き物とのふれあいが減ってきている。生物と関わることが楽しい事と教える必要がある。将来をになう低学年の子供たちに触れさせてみて関心を持たせる、そして生物の将来についても考えてもらう。 みんなが日本の生物生態を熟知するようになれば、自然がいかに大切かが解かる。つまり地方の自然を見直し地方に経済をどうまわすかが見えてくる。

杉村先生プロフィール
幼少からトンボ好き(トンボ歴50年) 昆虫コレクター  写真家(生態を知るために)
高校時代 50種収集  現在四万十には90種類程生息  トンボ王国には65種類程
28才頃に絵はがき・エッセイなど出版し、又 WWFの後押しなどで現在のトンボ保護区を発足する。開口式には、秋篠宮様がテープカットされた。
NHK・朝日新聞・WWFなどで広報  トンボ館・さかな館を増築 自然環境学習の場としての需要も高まっている。 
            

●調査場所
●調査方法
●結果
●総評